水野歌blog

イラストレーター・漫画家/ミニマリストのブログ

思い出に近づきすぎた

思い切って1年半くらい前に母校の高校に訪れてから、いろいろ感じることがありました。

勇気を振り絞って、当時在籍していた部活にお邪魔したり、現在のデザイン科の先生と初対面状態でご挨拶したりして、母校との小さな繋がりが出来ました。

恩師や知り合いが誰もいない母校に行くのは、とても勇気がいりました。今さら自分の存在に喜んでくれる人がいないことが、分かってるからさ…。


でもその後、驚くような再会がありました。

心細い心境のなか、講演が終わった1ヶ月後の4月、当時お世話になった部活の顧問の先生が、なんと校長先生として母校に就任されていたのです!

あとでそのことを教えてもらい、校長室へご挨拶に伺うと、私の顔を見た瞬間に名前を呼んでくださって、涙が出るほど嬉しかったです…。

校長先生の御厚意で、私の処女作の漫画「【コミック版】大学選びをはじめからていねいに」を図書室に置いて頂きました。


私がこれまで一番大切にしてきた思い出は、高校の部活での仲間との日々です。
それが今も生きる糧になっていて、連絡先は分からないけど、死ぬ前にもう一度あの頃の仲間と会いたいと強く願っています。

(クレヴァニの愛のトンネルに行ったら、あの頃の仲間に逢えるでしょうか…)

…なので、形を変えてまた校長先生や現役の部活の後輩と繋がりが持てたことが、とても嬉しかったです。

 

でもそれと同時に、個人的な想いを現在の先生や後輩に押し付けてもいけないのかなとも感じました。

特に現役の高校生は昔と違って、 すごい忙しそうで。(長い年月をかけて、母校が進学校になっていたのもあるかもしれません。)

 

私が在籍していた当時は、OB・OGとの独特の濃い距離があったのですが、今は違うのかなとも感じました。あの頃から20年以上も経ってるし、淋しいけど変化は当然ですよね…。

本当はもっと現役の子たちとお話ししたかったのですが、こちらから予定をお伺いして、高校生のスケジュールに気を遣って…というのも、なんだか対等じゃないなと感じて。

 

その後は、ほんの少しだけメールにて連絡させてもらう距離感になりました。

今はメールよりSNSだから、後輩にしたら返事するのも億劫だったかもしれません…。
やりとりの中で小さなすれ違いを感じたのですが、個人の事情は様々だから、あまり深く考えすぎないようにと自分に言い聞かせたり。
でもそれがまたストレスになってしまって…。

 

私は普通の人と違う仕事をしているので、質問があれば呼び出してもらっても、利用してくれても構わないと思っていたから、ちょっと寂しかったな。

返信を期待せずに、これまでのお礼を兼ねて先日「卒業おめでとう」メッセージを送りました。
後輩にお世話になったお礼は、大人のけじめとして最後に伝えたかった。しつこい年寄りかもしれないけど…。これでホント、私からメールを送ることは最後になると思ったから。

 

…予想はしてたけど、やっぱりなんの返信もなくて。

高校生にしてみれば、卒業生に気を遣って関わるよりも、ずっと楽しいこと、夢中になれることがすぐそばに溢れてるんですよね。

現実はそういうもの。だから今さら母校に多くを求めてはいけない。でも大切な場所にいま携わる現役の子と距離感を感じてしまうと、心が痛む…。


母校は誰が行っても、懐かしくやさしい気持ちになれる場所です。学校生活が楽しければ、楽しかったほど…。
でも想いが強いだけに、近づきすぎると痛いこともある。

 

何十年も前に卒業した場所なんて、もうどうでもいいじゃん!とツッコまれるかもしれませんが、今に生きることがすべてではないと私は思っているので、すごく悲しいんです。分かって下さい…。

 

遠くから見れば、美しい思い出はそのままだった。
でも一点の曇りでも感じるものがあれば、目を逸らさずに最後まで感じ切ればいい。

その気持ちそのままに、いま漫画を描きはじめています。母校を訪れた女性の物語です。心の痛みは芸の肥やし!!

 

作品が描き終わったら、心理的にも物理的にも母校と距離を置こうと思います。
また懐かしんで、楽しく訪れることが出来る日まで。


母校での講演も、実はあまり盛り上がらなくてさ…。
私以外にもう一人講演を行った人が、先生直々の可愛い教え子だったので、先生の反応から違うのはもう、どうしようもないことで…。

先生だって人間だもの。ごく純粋に、初対面の私に特に興味がなかったんだなって思います。(苦笑)

 

私はフリーランスとして話をしたけど、いまの若い人はリスクを追いたくない世代だから、ジェネレーションギャップもあったのかな?

そのことを先輩にお話したら、「自分が思っている以上に、話が刺さっている人は必ずいる」と断言してくれました。

「100人みんなに無難な話よりも、むしろ1〜2人に強く刺さる方が良い」と。

 

講演の日、帰り際「お話すごい参考になりました!」と目を輝かせて個別にお礼を言ってくれた生徒さんがいました。

 

講演をして、もうすぐ1年経ちます。
一人でも、何か小さな変化を私は与えることが出来たんでしょうか?

私があの日、あのタイミングで母校に訪れた意味は、きっとあるはずだと信じています…。

ブログをはじめました

4月から新しいことにチャレンジするにあたり、告知が必要だったのでブログをはじめてみました。

詳細は来月頃にお知らせできる予定でいます。少々お待ちいただけたら嬉しいです。

 

で…告知だけのブログは薄っぺらくて寂しいので、日々思ってることをうだうだ書いてみようと思いました。

 

私自身、そういうブログは結構好き。

SNSはやらないけど、調べごとでネット検索して、たまたま読み物的なブログにあたると読んでしまう。

広告収入や集客のためでない、ただ書きたいから長文書いて、気持ちを吐き出してるようなものが好き。

なので、このブログも告知以外は長文になりそうです。誤字脱字はチェックしきれないので、その辺はやさしく流して下さい。(笑)

 

気まぐれで始めて、気まぐれに突然終わるようなブログですが、どうぞ宜しくお願い致します。